SHIBUYA AWARDS 2025

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SHIBUYA AWARDS 2025
入選となりました!嬉しい!

こちらの絵ですが、1m四方あります。
ライブペイント以外でこんなに大きな絵を描いたのは初めてです。
描いていて気持ちよかったー!

木製パネルに水彩紙を張っているのですが
リビングの床を水でびちょびちょにしながら
紙とパネルと格闘しました。
おかげで床はピカピカ笑

タイトルは月です。

5年ほど通った水墨画教室で学んだこと、
感じたことを描こうと思いました。

水墨画は墨の濃淡、線と面、掠れと滲み
主役脇役、疎と密、作為と偶然、緻密さと曖昧さ。

それらが交わり、響き合いながら、
一つの作品として成立しているように思います。

水墨画の視点で人を見つめると、
誠実さや優しさだけではなく嘘や矛盾、
単純明快ではない感情の揺らぎが、
むしろ人の豊かさ、深みを形成しているように感じました。

私は様々な要素が共存し、許容し、
肯定するような絵を描いていきたいと思っています。

そのことを表現するのに月がぴったりだと思いました。

周囲の環境や関係性、そして自身の持つ複雑さが照らされ、
多彩に輝く月。

それは、自ら光を放たなくても確かに存在し、
その在り方そのものが美しさを生み出している。

人もまた、出会う人、人生で起きる出来事、幸福、
そして忘れられない悲しみ——

さまざまな要素が重なり合い、ひとつの存在を形作っている。
「○○を捨てれば」「△△を直せば」と削ぎ落とすのではなく、
影や暗部があるからこそ、豊かな輝きが際立つ。

偏光顔料、エフェクト顔料、箔、マットな質感の絵具、メディウムなど、
さまざまな素材を用いることで、それぞれ異なる反射で輝き、
見る角度によって表情が異なります。

光が当たることで多彩に変化し、
響き合う美しさを表現しました。

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